車の整備工場で最低限必要な自動車整備士の有資格者

自動車の整備工場を営むためには、法令で定められている設置基準を満たした上で地方運輸局長から認証を受ける必要があります。この設置基準の中には人員に関するものが含まれており、自動車整備士の資格を持つ者が一定以上いなければなりません。整備工場には大きく認証工場と指定工場があり、前者より後者の方が基準が厳しくなっています。これは、指定工場では通常の車の点検整備に加えて、継続検査に関する業務も行うことになるためです。

認証工場の場合は、1つの事業所に配置する必要がある作業員は2人以上とされており、多数の作業員がいる場合は、そのうちの4分の1以上は何らかの自動車整備士の資格を持っていなければなりません。また、事業所に在籍している作業員のうち、少なくとも1人を整備主任者として選任する必要があります。整備主任者は、1級もしくは2級の自動車整備士の資格を持つ者の中から選ぶことになっています。一方、指定工場の場合は1つの事業所に必要な作業員の最少人数は原則4人で、この中には自動車検査員が1名以上、2級以上の自動車整備士の資格を持つ者が1名以上含まれていなければなりません。

従業員が多数いる場合は、その中の3分の1以上が自動車整備士の資格保有者で占められている必要があります。指定工場では整備主任者だけでなく主任技術者も1人以上置く必要がありますが、作業員の数が少なければ兼務させることができます。また、事業所の管理責任者も置かなければなりませんが、これは店舗や工場の経営責任者が就くのが一般的です。

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